【記 録】
ナルミズ沢は5年前くらいの6月に行ったことがあるが、上部の雪渓と天候不良のため、二俣付近で敗退。今回は雪渓もなく足も揃っているので、日帰りで行くことにする。
すでに6台の車が駐車している。人はいない。仮眠していると車が2台。ゲートを開けて入っていく。地元の人か?われわれも出発。紅葉がきれいだ。林道から山道、ウツボギ沢から河原へとハイペースで進む。
紅葉にナメ床、深い釜をもった小滝。大きな淵、ゴルジュや小滝は容易に越せて楽しい。大石沢で小休止。ツェルトが一張りある。二俣まで来ると正面に大烏帽子山(実は前大烏帽子山だった)。これは奥まで来たかと錯覚し休憩ののち、左俣を進む。
稜線を人が歩いている。「これは間違えたか!」「まあいいや。今度右?へ行けばいい。」稜線に出てしばらく行くとジャンクションピーク。先行者が休んでいて、清水峠が望まれる。ここからはしっかりした道。
朝日岳の手前の池塘がそよ風にさざ波を立てている。朝逢った地元のおじさんたちは風下で食事。きのこ取りではなかったようだ。
あまりよい道とは言い難いトラバース・急下降の道を下ると、大石沢。途中くりたけ?採りに夢中の2人を追い越す。ほかにブナハリタケが生えていた。
林道ではカモシカの子どもにばったり出会い、山ブドウを食べながら車に戻る。お決まりのユテルメのお湯と「あしま園「のピリ辛ラーメンで閉める。後半天気も良くなり、コンパクトにまとまった山行であった。
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